緑のカーテンや屋上の活用方法

地球温暖化が叫ばれる中、日本でも様々な対策が行われています。森林破壊や公害など高度成長期の時代には、まさかこのようなことが環境に影響を与えると考える人は少なかったといえます。近年の日本は特に夏の最高気温が過去最高を記録するなど、地球温暖化の影響を感じることが多くなりました。このような中で少しでも何か自分たちでできることはないのか、と企業だけではなく個人でも行動をする人も珍しくありません。一般家庭や小学校、中学校などではよく緑のカーテンといわれるゴーヤを壁に這わせて、日陰を作り室内の温度の上昇を抑えるなどの対策をしています。建物全体にこのような効果をもたらす方法として屋上緑化をあげることができます。

緑化で建物の劣化も防ぐ

屋上緑化にすることで直射日光を遮ることができます。また植物を植えることで蒸発作用が働き、気温を下げることが期待できるのです。気温が少しでも下がればそのぶんエアコンの設定温度を上げることができるので省エネになり、温暖化対策に貢献することに繋がります。一方で直接日光を建物のコンクリートに当てないので、ひび割れなどの劣化を防ぐ効果もあるのです。環境に負担を掛けないために少しずつ一人一人が取り組むことは大切であり、これだけではなくその活用方法についても話題となっています。例えば都心で養蜂をしてはちみつを収集したり、畑を作りその場所で花や野菜などを育て収穫を楽しむなどその活用方法は広がりをみせています。

屋上緑化をすることにより真夏の直射日光を避ける効果があり、また建物全体の気温の上昇への対策にもなります。またこのことにより冷房の温度設定を高くできるなど、省エネ効果もあるといわれています。